中古マンションはどこを見るべきか?この3点は要チェック!
中古マンションを購入する場合は、必ず内見を行ってほしいです。図面やパンフレットだけでは分からない現地ならではのチェックポイントがあります。専有部分の状態を見るのは当然ですが、どの中古マンションにもある3点の共用部分は、絶対に見落とさないでチェックして頂きたいです。この3点で大体マンション管理のよさが分かりますから。
■ 目次 ■
中古マンションの内見
中古マンションを購入する場合は、図面やパンフレットだけではなく、必ず現地に赴いて内見を行って頂きたいです。「即入居可」となっている場合は、購入者の都合に合わせて、比較的いつでも内見することができます。
まだ、「入居」している場合は、売却者の都合に合わせる必要があるので、いつ内見することができるのか不動産会社の担当者と相談してから内見することになります。
中古マンションですから、築年数・向き(日当たり)・専有部分の面積・階数・設備などのチェックは、当然内見のチェックを行うと思いますが、そのほか共用部分の3点は、絶対に見落とさないでチェックしてほしい部分です。
3点とも、図面やパンフレットだけでは絶対に分かりませんから、現地で実際に見ないことには分かりません。仲介の不動産会社からは、こちらから言わないと積極的には見せてもらえないことがありますので、こちらからリクエストするようにしてください。
この3点は要チェックすべし
管理人:info-mansionも、「マンション購入の失敗談!東京やってしまった後悔ポイント5!」で綴ったように、東京都下で購入した中古マンションの内見に行った時に、確認した3点のポイントです。
【参考記事】
掲示板をチェック
どのマンションでも、エントランス付近に掲示版があります。掲示板の有無や大きさをチェックするのではなく、貼られている内容をチェックしてほしいと思います。
掲示板には、内見に行った中古マンションの住民のトラブルがないかどうかを確認できるからです。さらに、管理組合や管理会社からのメッセージが掲示されているからです。
住民トラブルをチェック
中古マンション購入後、実際に住むことになってから、住民トラブルの巻き添えにならないようにしたいものてす。
掲示板に「共用廊下に自転車などの私物を置かないでください。」とあれば、共用廊下の整理整頓ができていなくて、私物を置く住民がいるマンションなんだと判断できます。「夜22時以降は、ピアノなどの騒音を出さないでください。」とあれば、騒音に無頓着なマンション住民がいるのだと判断できます。
掲示板に書かれた注意事項から、お互い気持ちよく住むことができるように設けられている「マンション管理規約」の共用廊下の使用ルールや騒音ルールに従って住んでいるのかどうかが判断できます。
「マンション管理規約」に書かれていないマンション生活のルールもあるかと思います。そのような場合でも、常識的なマナーが守られているかのチェックが必要です。
管理組合/管理会社のメッセージ
「総会開催のお知らせ」や「エレベーター保守点検のお知らせ」など適切なお知らせが貼ってあるでしょうか。「理事会議事録」が貼られているでしょうか。
管理組合や管理会社からのメッセージが「掲示版」となります。建物に対する適切な維持管理が行われていることを示すものが「エレベーター保守点検」「消防設備点検」「排水管清掃」などのイベントです。
マンションの理事会が定期的に開催されているかを示すものが「理事会議事録」「通常総会議事録」となります。「議事録」で、出席者の人数やどんな内容が検討され、決定しているのかを把握することができます。
自転車置き場をチェック
自転車置き場をチェックすることで分かることは、整然と自転車が並べられているマンションは、住民マナーもよいということです。必ずしも自転車置き場と住民マナーの相関関係が成り立つわけではありませんが、住民マナーと比例関係にある感じがします。
駐輪している自転車にステッカーが貼ってあれば、定期的に不要自転車のチェックが行われており、整理されていることが分かります。自転車のステッカー代が必要となる場合もありますので、仲介不動産会社の担当者に聞いておかれるとよいです。
ゴミ置き場をチェック
中古マンションの内見は、ゴミ収集時間帯であることはないものの、ゴミ置き場をチェックしましょう。中古マンション購入後は、必ず使用する共用設備ですので、購入予定のお部屋との位置関係をチェックするのが第1の目的です。
自室からどのようなルートで、ゴミ置き場へ行くことができるのか。購入してからあたふたとしないために確認を行いましょう。ついでに、ゴミ出しの時間帯も確認しておくとよいでしょう。
第2の目的は、ゴミ置き場の状態をチェックします。燃えるゴミの日に、燃えないゴミが残っていると、収集されずにゴミ置き場に残っています。誰かが間違えて出したのか無頓着に出したのかは分かりませんが、収集するゴミの区別がついていないということになります。
ゴミ置き場に残っているということは、住民マナーが悪いという証拠ですので、入居してからトラブルに発展する可能性が高いということになります。
おわりに
中古マンションを購入する場合には、内見をすることと思います。専有部分の内見は、もちろんですが、共用部分の内見も行いましょう。
これからずーと住むことになる中古マンションになるかもしれません。専有部分の内見の機会を無駄にしないようにしましょう。「後から内見すればよい。」と思っていると、内見の機会を逸してしまうかもしれませんよ。何事もタイミングが大事です。
中古マンションはどこを見るべきか?この3点は要チェック!
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